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開智中学校                                           校長先生に聞く!Topへ 
Interview ! 2001年10月24日(水)訪問
聞く !
開智中学校は大宮から15分ほどの郊外の岩槻にある。周囲は田園風景も残る新興住宅地である。長らく「公立王国」と知られた埼玉県だが、県立浦和高など、「県立四天王」がかつての勢いを失い、東京方面の私立中高一貫校への志向が強まってきた。そのような状況の中、県内にも相次いで私立中学校が誕生した。開智中学校もそのひとつである。1997年の開校以来、独自のシステムに期待が集まり人気を高めている。高校の名称も「開智」と変わったが、高校入学者と全く別のクラス(校舎も別)での授業が展開される。2001年現在、卒業生はまだいないが、初年度生の学力レベルはかなり高いと評判である。彼らの進学状況により更なるレベルアップも期待される学校である。

学校長福田篤先生にインタビューした。

ほくしん教務統括 中山秋子

 
開智  





福田校長
















































































































































































































福田校長

















 
「21世紀に新しいものを生み出す人材を育てたい」
(中山)
1997年の開校という新しい学校です。この学校をつくるときにどのような学校をつくろうとお考えになったのですか。
(福田先生)
抽象的な表現ですが、「21世紀のニーズに応えられる能力を養成しよう」と考えたのです。
(中山)
どのようなことからそのようにお考えになったのですか。
(福田先生)
常々考えていたことに、21世紀の社会の抱える問題、例えばエネルギー問題、環境破壊の問題など、人類の生存に関わる大問題があります。それらに対処するには、20世紀型の教育を受けた人間ではダメだと考えます。19世紀に偉大な発明ラッシュがありましたね。飛躍した言い方ですが、21世紀にも同じような展開があると思っています。そして、それを担うのが今の子どもたちなのです。
(中山)
先生の教育に対する思いがわかりました。では、教育実践の具体的なお話の前に開校時の状況や準備についてお聞かせください。
(福田先生)
本校にはもともと高校しかなかったので、中高一貫教育の経験者がいませんでした。
まずは人材集めからのスタートでしたね。
(中山)
どのような方々をどうやってお集めになったのですか。
(福田先生)
中高一貫教育の経験者で、教育現場でそれなりの実績をあげ、多少なりとも近隣に名が通った教員たちを集めたいと思いました。
他には中学や高校の校長を経験して退職された人です。
準備室の開設前だったので、他校に在籍のままストックしておいた形です(笑)。
(中山)
どのくらいの先生方をストックされていたのですか。
(福田先生)
7・8名でしょうか。全員が中学校の教員になれるわけではありません。高校の教師をしていた教員は高校の指導の方がふさわしいですから。
(中山)
実際に学校の指導に携わる先生としては少ないように思われますが。
(福田先生)
新卒者の採用の際に中高一貫校の出身者に絞って採用するなど、必要な教員を補っていきました。どの教員も高校の授業を担当しながら、新しい教育の準備を進めてきたわけです。もちろん担当の授業数は削ってはいましたが。
(中山)
準備は順調に進んだのですか。
(福田先生)
教育の内容についてはスムーズに進みました。基本構想を最初に立てて各教科ごとにカリキュラムをつくることができました。ずいぶん細かいところまで進みました。
(中山)
教育面以外は順調ではなかったということですか。
(福田先生)
実は計画ではもっと早い時期に中学をつくろうと思っていたのですが、それが遅れて、そして校舎建設も遅れてしまいました。費用が足りなかった(笑)のです。
(中山)
まあ、それは…。
(福田先生)
初めての入試のときに校舎が未完成だったので、不安に思った保護者から「本当に校舎を造るのか」と、ずいぶん厳しく詰め寄られたものです。
初年度は本当にたいへんでした。ハード部分はなかなか難しいことがありましたので。
(中山)
その後は順調に進んできたということですね。
(福田先生)
指導の面でいろいろな試みを進め、同時にじっくり考えることができました。
(中山)
先生のお考えだった「21世紀のニーズに応えられる能力」を養成するための指導も盛り込まれたカリキュラムですね。
(福田先生)
そうですね。21世紀には発信型の人間が大切になると考えています。ですから、そのような人間を育てるためのカリキュラムを考えることができました。


「共有される知識がないと何も創造できない」
(中山)
「発信型の人間」とはどのような条件を満たしていると良いのでしょうか。
(福田先生)
まず問題点を身近な生活の中から見つける能力。問題の解決に向けて本気で取り組める意志、情報収集してそれを分析する力、自分なりの結論を導き外に発信し修正を加える力だと考えています。
(中山)
それらがみな備わると素晴らしいですね。
(福田先生)
本当にそうなのですが、現実の教育は逆の方向に向かっていると思いますね。
(中山)
それはどのようなことでしょうか。
(福田先生)
知識を獲得して知恵としなくては進歩がないのです。何かを発見する、それを使って何かを作り出す。歴史を見てもわかるように、知識として共有していくことで文明が生み出されてきたわけです。知識として共有されるものがないと人間は何も創造することはできないと考えています。新しい指導要領の目指す方向はその点で問題だと思います。
(中山)
わかりました。それは大変難しい問題だと思います。どう取り組まれるのでしょうか。
(福田先生)
繰り返しになりますし、大袈裟な言い方に聞こえるかもしれませんが、今の子どもたちがかつての偉大な研究者や発明家たちと同様に新しい文明を生み出せないとしたら、人類は敗北していくと思います。そうなってはいけないと思います。
(中山)
先生の教育に関する熱意が感じられることばですね。先生はそのようなお考えでこの学校にいらっしゃったのですね。
(福田先生)
そうです。この学校に来た動機です。
(中山)
先生はこの学校にいらっしゃるまでは、どのような形で教育に携わってこられたのですか。
(福田先生)
日本大学芸術学部美術学科で高校・大学7年一貫の美術教育のまとめ役をしていました。
私自身は油絵描きです。
(中山)
どのようなきっかけでこの学校にいらっしゃったのですか。
(福田先生)
14年前のことですが、同級生を通じて知り合いだった元校長がこの学校の前身の埼玉第一高校に来るとき、実務的な面の担当者として誘われたのです。
(中山)
以来、中高一貫教育を目指されて、十年弱の期間を過ごされたのですね。
(福田先生)
そうですね。正確には8年間でしょうか。
(中山)
新たに学校を創っていくということで、いろいろな取り組みもされたと思いますが。どんなことをなさったのか、少し日常的なところでお話ください。
(福田先生)
学校案内書を私が作りました。
たいていの学校案内書の表紙には学校名を大きく入れるかと思います。が、学校名を入れずに「開智」とだけ書きました。私が作成したのは開智の文字通り、「智を開くという教育の内容を表すものを創ろう」ということを示したのです。
(中山)
なるほど。ご苦労もいろいろおありだったと思います。校舎建設以外ではいかがでしたか。
(福田先生)
念入りに準備をして採用した中高一貫の教員の質はとても高いものだったのですが、当時の埼玉第一高校の方はしっかりした方針で運営されていたとは言えないところがあり、問題点を多く抱えていました。
特に教員を鍛え直すことが大変でした。高校の評価も中高一貫を進める上では重要です。
で、殊に力を入れました。
(中山)
先生にどのような問題点があったのですか。
(福田先生)
例えば校外行事の下見ですね。徹底的に下見を行い、本番では生徒が不安なくゆったりと行動できるようにするものですが、ずさんな下見をして本番では生徒をやかましく管理するというようなところがありました。このようなことは厳しく指導し直しました。
(中山)
わかりました。それによって徹底した事前の準備がされ、今日の開智の教育を支えているのだということですね。
(福田先生)
そうです。校外学習などでは、生徒は教師の指導や指摘なしで自ら教育効果を高めていけなくてはなりません。そのために指導側は、入念な準備をしておくのが当然必要です。当日、生徒が「何をどうしても対応できるように」です。


「フィールドワークでは生徒一人一人の興味や関心に沿って探究する」
(中山)
校外学習のお話がありましたが、開智中では独自のフィールドワークを実施されていますね。この内容をお話ください。
(福田先生)
本校の教育の最大の特色ですね。
ふつう校外学習というとマニュアル化された方法がありますが、本校にはないのです。
(中山)
どういうことですか。
(福田先生)
例えば、事前に図鑑を見たり博物館で調べたりしますと、出かける前に課題を持ってしまうことになります。それでは、出かけた場所で問題発見能力を伸ばす機会が失われることになり、単なる問題解決学習になってしまいます。
(中山)
なるほど。では、具体的にはどのような進め方をされるのですか。
(福田先生)
1年生では「磯の探究」という課題を与えます。磯そのものや磯の生物を見てほしいと思っています。今年(2001年)は油壺に出かけました。そこには東大のバイオ研究所があるので、最低限のお話を聞かせてもらいましたが、後は生徒自身に任せました。
(中山)
一緒に出かけた先生方も指導はしないのですか。
(福田先生)
そうです。最近は家族で海水浴に出かけることが少なくなったようで、埼玉や東京北部の生徒は海に馴染みがありません。どこが滑って危ないところかなどがわからないことが多いのです。危険防止が教師の主な仕事です(笑)。
(中山)
生徒の反応はいかがですか。磯の生物には「グニャグニャしたもの」とか「トゲトゲしたもの」とかがいますね。最近はそれを嫌う生徒も多いと思いますが。
(福田先生)
おっしゃるとおりです(笑)。でも、「気持ち悪い」と大騒ぎするような生徒はあまりいませんでしたね。
(中山)
発信という点では発表の機会も大切ですね。ホームページを拝見すると発表の機会も設けられているようですが、準備は時間をかけて取り組むのですか。
(福田先生)
9月の開智発表会に向けて放課後を使って準備します。ただ、生徒によって内容も時間のかけ方も発表の量もみな違います。
(中山)
グループで発表に取り組むということはありませんか。
(福田先生)
ないですね。あくまで生徒一人一人の興味や関心の違いを重視しています。
(中山)
印象に残った発表、おもしろい発表など、ありましたらご紹介ください。
(福田先生)
水をテーマに研究した生徒がいました。夏休みに家族でどこかに出かけた時にダムを見たようです。最初の疑問は「なぜ、こんなところに水をためておくのだろうか」だったようです。入学後、探究テーマに「水」を選び、ノート1冊目は「生き物はどのようなことに水を使うのだろうか」という疑問について、植物にいろいろな量の水を与えた場合の違いについて調べました。2冊目はいろいろなものを含んだ水を与えた場合の違い、3冊目は有害な水ということで酸性雨などに取り組んでいます。
(中山)
テーマがいろいろな広がりを見せていますね。
(福田先生)
ええ。生徒が自分の興味に沿って進めていけば良いのです。掲示以外にテーマを決めたディベートも盛んに行われます。これはなかなかおもしろいですよ(笑)。
(中山)
他にはどのような取り組みが行われていますか。
(福田先生)
やはりフィールドワークですが、2年生は「森の探究」、3年生は「首都圏探究」、その後は首都圏を離れて「阪神地域」「英国」となります。
(中山)
大きな広がりを持って進められていますね。
(福田先生)
自分のテーマを広げていける場を設けようと考えています。移動教室や修学旅行という位置づけではありません。最後のイギリスでも現地の大学生に手伝ってもらいフィールドワークを行い英語で発表もしますよ。物怖じする生徒がいないのは良いですね(笑)。


「第1志望ではない生徒も満足させる自信がある」
(中山)
卒業生の出ていない状況では進学状況がわかりません。受験を考えている生徒やその保護者にとって、生徒の学力の伸びはどの程度のものだろうかという疑問があるようです。わかりやすい数値などで示してください。
(福田先生)
難しい質問ですね。初年度の卒業生で東大合格を6名くらいに目標をに考えています。
(中山)
それは大変な数値だと思いますが、相当な自信がおありですね。
(福田先生)
現役だけでは難しいだろうとも思います。ただ、手応えのある生徒はいますし、入試の得点に関係するカリキュラムの最も重要な部分にはまだ入っていないので、もっと伸ばせるだろうと思っています。
(中山)
どのように教科指導に取り組まれていますか。
(福田先生)
中1の基礎作りの段階から英語と数学に関してクラスを2分割して指導してきました。
これは学力の面より素質の点で特徴ある能力の高い生徒からその能力を引き出す授業として「取り出し授業」を進めています。確実に基礎力をつける指導と大学入試とは異なるレベルの高い指導を進めています。これは大きな効果を生みます。
大学入試結果だけが評価対象でなくなる時代になりつつあるでしょう。
(中山)
そうですね。何ができるかが問われてきていますね。開智では大学入試結果とともにそのような指導が効果を挙げるということですね。
(福田先生)
ええ。目標を意識させて受験に向けての意識を高めた上で、生徒自身が情報を引き出し利用して具体的な勉強につなげるシステムもできています。
直接に入試に関わる内容の指導をさらに進め、一気に得点を伸ばしていけるだろうという手応えを感じています。
(中山)
高校進学時点で難関校を受験することを認めることを公表されていますが、それはどのようなお考えからですか。
(福田先生)
来年度(2002年度)から定員が160名になります。その160名がレベルの高い生徒で埋まってほしいと希望があります。
トップ校の併願校として受験した生徒に、「せっかくトップ校に挑戦したのだから次善校には進まないで、本校に来て高校でトップ校に再挑戦してほしい」というメッセージです。
(中山)
それだけの学力をつけるという自信があるのですね。
(福田先生)
そうですね。再挑戦したいと思うのなら、合格できるように指導をするつもりです。
しかし、一旦入学したら「卒業までの6年間過ごしたい」と思う指導をしているという自信もあります。
(中山)
なるほど。では、入試問題も変更に伴なって変わるのでしょうか。従来は内容とレベルを難関校と併願しやすいものに意図的にされていたと思いますが。
(福田先生)
その通りです。じっくり考えれば解けるという、第1志望の生徒に向けた問題を作っても、合格するのは上位の生徒です。彼らは思考力も処理力も兼ね備えていますからね。日程面で第1志望の生徒が合格できるようにするのが良いというのが基本です。
(中山)
では、日程によって問題内容を変えられるのですか。
(福田先生)
併願する生徒の多い日程の入試の内容は今まで通りですが、2月1日の第3回午前は基本的に第1志望者が集まると思われますので、他とは変わったものになると思います。
(中山)
出題内容の情報については生徒や保護者にできる限り多くを伝えてほしいと思います。
(福田先生)
説明会でかなり具体的なお話ができると思います。
特に12月の説明会ではより具体的なお話ができると思います。


以上
付記
福田校長は開智中を開校準備段階からリードしてきた。教育の基本方針から実践に至るまで、幾多の試行錯誤を経た結果、評価を高めた。日々を語る様子は熱意と自信に溢れている。整った設備、優秀な教師陣を抱え理想の教育に邁進する勢いを感じた。

Field Work -磯の学校- 授業─英会話 進級式
 
 
学校案内
     住 所 〒339-0004 埼玉県岩槻市徳力西186
  電 話 048-795-0777
  U R L http://www2.ocn.ne.jp/~kaichi/
  交 通 東武野田線「東岩槻」下車徒歩15分
  施設・環境 2000年完成した新校舎の2階は全フロアがオープン形式で、職員室、コンピュータルーム、質問ルーム、進路資料コーナーが一体となり、先生への質問や生徒どうしのコミュニケーションの場となっている。教室は、ホームルームのほか英数の少人数習熟度別授業に対応した教室も準備されている。さらに、開智ホールは、1階が絵画を常設展示しているギャラリーホール、大会議室、教室、2階がアリーナ、ダンスレッスンルーム、トレーニングルーム、シャワー室を備えている。また、校舎前には芝の野球場・サッカー場、テニスコート(5面)、バレーコート、バスケットコートなどを備えた中高一貫部用のグランドがある。
  生 活 中学校に入学した生徒は「中高一貫部」の所属となり、6年間、を通して高校から入学する生徒とは別校舎、別教育課程で生活し、制服、部活動、行事なども別である。3学期制、第2・第4土曜日休み。平日6時間授業、土曜日4時間授業。1・2年時は弁当持参、3年次以降は食堂利用可能。パン、弁当、飲み物などの販売がある。
  クラス 男女共学。2002年度から定員を2001年度までの120名(3クラス)から160名(4クラス)へ変更の予定(申請中)。1・2年は全学級均等クラス分けで、英・数は1クラスを2分割する習熟度別授業。さらに必要に応じて英語は1年次から、数学は2年次から取り出し授業を実施。3年次の初めに第2ステージに進む進級式を行い、学力により特別選抜T類(1クラスの予定)・特別選抜U類(3クラス平均化の予定)に分ける。4年次に再編成を行い、5年次から科目選択制で文系・理系に分かれる。
  授 業 教育の理念・目標は、これからの時代を創る「創造型・発信型」の人間の育成である。そのため、質の高い知識を培うことを念頭に置いた授業を行う。教科書を使わずオリジナルプリントを使用する授業が多い。数学では6年間教科書を全く使わない場合もある。さらに、問題発見能力の育成という観点から「問題を創る」授業も各学期に2〜3時間行う。英語では当然知識学習も徹底するが、「自分の意見を英語で発信できる」という目標を掲げて取り組んでいる。英語でのスピーチコンテストを行ったり、5年次のフィールドワークでイギリス(来年度は別の国を検討中)の大学生と、日本で調べた探求テーマについて英語でディスカッションをしたりする。ほとんどの教科で3年次から高校課程に入るが、社会では高校地理や世界史の内容を必要に応じて1・2年次にも組み込んでいる。放課後の個人指導、夏期・冬期講習も行う。5年次からは普通授業での大学受験演習に加え、放課後には大学進学補習、細分化された夏期講習など大学受験に備えた授業も行う。
 
  01年大学合格 まだ卒業生がいないのでデータはありません。
  00年大学合格
  99年大学合格
  指定校推薦枠
   
 
受験情報
     01年合格基準   第1回 日能研 男55女56  四谷大塚 男57女59  統一模試 男62女64
第2回 日能研 男54女55  四谷大塚 男55女56  統一模試 男61女61
第3回 日能研 男53女54  四谷大塚 男54女55  統一模試 男59女59
  2002年入試 第1回 1月15日 70名 2科4科選択 国・算・社・理(各100点)
第2回 1月21日 50名 2科4科選択 国・算・社・理(各100点)
第3回 2月 1日 30名(午前・午後計)
            午前  2科4科選択 国・算・社・理(各100点)
             午後  2科       国・算(各100点)
第4回 2月 4日 10名 2科4科選択 国・算・社・理(各100点)
  問題の特色 [国語]
大問2・3題、設問35問前後。記述が10問前後で、短いが条件の指定は細かい。読解は小説文と論説文。他に漢字・語句問題が独立することもある。文章はやや難しめなので、よく内容を吟味しながら解答すること。「硬い」表現の文章を使った読解問題を数多く練習するとよい。過去問での形式慣れが大切。合格点の目安は50〜60%。
[算数]
大問5〜6題、設問約20問。式や考え方も答える設問もある。大問1はいろいろな一行問題、大問2以降は割合、速さ、規則性、場合の数、平面・立体図形など。図形と規則性・場合の数の融合問題に特色がある。解くときに図や表、グラフなど使って考える問題を数多く解くこと。過去問練習では後半の応用問題をやる。合格点の目安は45〜55%。
[社会]
大問3題、設問40〜50問。記述の設問は少ないが、漢字指定が設問の3割。大問は地理・歴史・公民に分かれるが、他分野の内容や時事問題などを含んだ総合問題形式になるものがある。地図や統計資料、史料などを使って考える問題が多い。要求される知識量が多く、参考書や資料集で関連内容の確認をしてまとめる作業が必要。合格点の目安は50〜60%。
[理科]
大問5〜7題、設問約50問。記述が2・3問、計算が4〜8問。大問は物理・化学・生物・地学の分野別。力や化学変化などの計算、実験に関する問題などが出され難度は高い。塾のテキストで問題練習、まとめノートの作成などをし基本知識を覚える。その後、難度の高い問題を何度も繰り返す。問題数が多いの時間配分も考えておく。合格点の目安は45〜55%。
  学費 入学金 200.000円  授業料(年額) 315.000円  施設費(年額) 150.000円  教育充実費(年額) 65.000円  諸会費など合計(年額) 15.000円
  現状と展望 独自の教育方針を掲げて注目されている。多数の受験機会や受けやすい試験場を設定して、東京方面(特に城北、多摩北部)からの受験者そして入学者の獲得を図ってきた。2月1日に入試を設定し、高校進学時に難関校の受験を認めるなど、充実した指導を背景に新たな段階に進んでいる。卒業生の進学状況では一気にレベルアップも考えられる。
       

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